浄土真宗本願寺派 正心寺




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最近の記事

運命とは

『これって運命?』 何事も生まれる前から決まっているという考え方を運命論といいます。しかし、仏教経典には「運命」という言葉は出てきません。
なぜなら仏教の根本原理では【因縁果】といって、物事のすべては因(いん)と縁(えん)によって決まっていくと考えます。すなわち生き方次第で結果が変わっていくというのです。
 人生には山あり谷あり、良い時もあればそうでない時もある。物事は最初から決まってなんかいないのです。何事も「縁」をいただきその状況を素直に受け止める生き方がしたいものです。

固定リンク | 2015年03月16日【18】

ここが正念場!

ただ今マラソンや駅伝の季節。毎週のように土日いずれかにテレビ中継があります。
実況中継をしているアナウンサーの言葉を聞いていると、必ずと言っていいほど『さあ、○○選手ここが正念場です』とコメントします。昨年は東京オリンピック2020年開催が決定しましたが、あの時も『オリンピック招致委員会はここが正念場だ』等とよく耳にしました。
歌舞伎でも主人公がその役の本領を発揮する最も重要な場面をさします。「性根場」ともいわれて、演ずる人がもっとも心を込め念を入れて演ずべき場面をこう呼ぶようになったそうです。

この言葉ももともとは仏教語! 
本来 正念とはお釈迦さまが説かれた仏教の実践方法である「八正道」の一つで、正念とは正しい専念集中の意味で、邪念や雑念を離れて仏を念ずることをいいます。親鸞聖人がお書きになった【末燈鈔(まっとうしょう)】の中には「正念といふは本弘誓願に信楽定まるをいふなり」とあります。すなわち、本願を疑いなく信ずる心が定まったことを正念といっています。

固定リンク | 2014年01月17日【17】

「いただきます」と「ごちそうさま」はおかげさま

浄土真宗本願寺派では食事の際に合掌して「食前のことば」と「食後のことば」を申すことを奨励しております。この「食事のことば」は昔からあり、時代に応じて少し変化したりしておりますが、数年前に「ことば」が新しく制定され、このたび本願寺派総合研究所にて普及用チラシとポストカードが制作されましたので紹介します。

【食前のことば】
多くのいのちと、みなさまの おかげにより、
このごちそうを めぐまれました。
深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。


【食前のことば】の解説
わたしたちは、食べ物をいただくことで、毎日を過ごしています。この食事には多くのいのちをいただいています。またこの食事が私の口に届くまでには、多くの方のご苦労がありました。阿弥陀さまは、わたしたちが、多くのいのちと、みなさまのおかげによって、初めて生きることができているのだと、明らかにしてくださいました。このご恩を、お食事を大切にいただきましょう。

【食後のことば】
尊いおめぐみを おいしくいただき、
ますます 御恩報謝に つとめます。
おかげで ごちそうさまでした。


【食後のことば】の解説
お食事をいただいたわたしたちは、尊いおめぐみをいただきました。多くのいのちと食事を用意してくださった方々のご苦労を思い、そのおかげでいのちをいただいています。いまここにいのちあるわたしを、必ず救うと願い、支えてくださっているのが阿弥陀さまです。このご恩を思い、阿弥陀さまの願いに応えようと、精一杯に生きていきましょう。


「いただきます」と「ごちそうさま」は まさしくおかげさま
ご家庭でも外食でも、家族みんなで手を合わせ「ありがとう」の気持ちを抱いて食事をいただきましょう。

固定リンク | 2013年04月05日【16】

シャリ

世の中に用いられる言葉で、『えっ、あれも…これも仏教語?』という言葉がたくさんあります。それを一語紹介。
先日 会合の後あるお店に食事に行った時のこと、いきなり銅鑼がなって『ただいま銀シャリが炊きあがりました、どうぞご注文を!』と店内に響き渡るほど威勢のいい声で店員さんが勧めておりました。
銀シャリのシャリ、「シャリ」とは漢字で書くと「舎利」、サンスクリット語の「シャリーラ」を音写したものだそうです。シャリーラとは、もともと身体を意味する語ですが、やがて釈尊や聖者の遺骨を意味する言葉になりました。お釈迦さまの遺骨を「仏舎利(ぶっしゃり)」といいます。
お釈迦さまがお亡くなりになったとき、その遺体は火葬にされましたが、その遺骨を求め8つの部族が争いまして、結局遺骨を8等分されました。仏舎利をもらった8つの部族は、それぞれその遺骨を自分の国に持ち帰り「塔」を建てまして、それが「仏舎利塔」といわれるものです。後世、アショーカ王は8ヵ所に埋葬されていた遺骨をさらに分骨し、全インドに八万四千の仏舎利を建てたと伝えられています。
そういえば、寿司屋さんでも白い米飯を「シャリ」と呼んでいますが、これは銀飯の艶やかな色や形が仏舎利に似ているところから来ているといわれています。
シャリ舎利、いい響きですね! お寿司がたべたくなります。 秋だからサンマあたりかな・・・

固定リンク | 2012年10月01日【14】

真宗にふさわしくない言葉!!

葬儀の際の弔辞や弔電、また会葬御礼の文章の中で浄土真宗にふさわしくない表現が使われていることが結構あります。世間でもよく慣例のように使われている言葉ですが、私たちは真宗門徒ですので、やはり真宗のみ教えにそって正しく用いなければなりません。
いくつか例を紹介いたします。
まずよく使う「天国」という言葉ですが、これは主にキリスト教徒の方が使われる言葉ですので あくまでも浄土といいます。仏教でも「天」はありますが、それは迷いの世界の一つであり、悟りの世界である浄土とは明らかに違います。

『ご冥福をお祈りいたします』もよく耳にしますが、仏教辞典によりますと、冥福の「冥」とは暗闇・暗黒」とありますので、冥福を祈るとは『死後暗闇の迷いの世界でのあなたの幸せをお祈りいたします』という意味になります。
浄土真宗では亡き方は阿弥陀仏の本願力によってお浄土に生まれ(往相回向)、仏さまになられたと受けとめてまいりますので、冥福や冥土という言葉も使いません。

また時折聞きます『草葉の陰から見守ってください』という言葉。草葉の陰とはお墓のことでしょうが、おそらくそこにいるのはコオロギやスズムシ・ダンゴ虫の類でしょう(笑)。
確かに遺骨はお墓に埋葬いたしますが、亡き方はお浄土に参り仏さまになられたのですから、その場所に留まっているのではなく、常に私たちを導いてくださる働きを展開してくださいます(還相回向)。
『安らかにお眠りください』も『死後の世界でゆっくり静かにお眠りください』という意味合いで使われますが、その言葉の根底には『霊魂としてうろうろ迷わずにに成仏して、決して私たちに災いをおこさないでください』という思いも含まれているのです。

このように浄土真宗のみ教えにそぐわない言葉や表現を知らず知らずに使っている場合がありますので、言葉の意味をよく知り正しく用いることが大切です。

固定リンク | 2011年06月17日【13】

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