浄土真宗本願寺派 正心寺




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玄関

 家、建物の正面にある入り口を玄関と呼びます。この「玄関」という言葉が何と仏教語なのです。本来は「玄妙な仏道に入る関門」という意味。特に禅宗の寺院では、仏門の第一歩をしるす場所として重んじられました。本来は建物の名前ではなく、厳しい禅寺の客殿に入る門や書院の入り口を玄関と呼んだそうです。
 
 その後、江戸時代になって、民家や一般的な建物でも、殆どの箇所に玄関が作られるようになり、明治以降には現在のように正面入り口を、そう呼ぶようになりました。まず玄関に立ち、案内をいただいてから靴を脱ぎ、それから、そこを通って奥座敷に通されるのが順序であり礼儀でもあります。
 人生を歩むにも、それぞれポイントがあります。あなたの「玄関」の位置はどこでしょうか。

固定リンク | 2016年10月27日【20】

ガタガタ

 鹿児島は昔から台風銀座と呼ばれる程、台風がよく通過するところです。先月も台風がこの地域を通過するということで、前日から戸締まりをしたり物を片付けたりと事前の準備をしておりました。やはり一番心配なのが本堂です。屋根も高いですし建物が大きい故に風が当たる範囲も広くなります。台風が迫ってきた時必ずやることに、本堂の雨戸を閉めることがあるんですが、この雨戸が戸車もついておらず古くて重くて開閉がまあ大変なんです。「ガタガタ」「ガガー」と凄い音を立てながら引き出します。
 そういえば、戸や障子などの建て付けが悪いことを「ガタピシ」といいます。また組織の運営が悪く、本来の働きが鈍ったりして思うようにならない時に『もう、あの組織(会社)ガタガタだよ』と言ってみたり、体が不調な時にも『俺の体にもガタが来た』などというような表現をします。
 このような「ガタピシ」や「ガタガタ」などという言葉は、元来 擬音語として思われますが、漢字を当てると「我他彼此」「我他我他」などとなり、仏教用語の一つなんですね。自分と他人、これとあれというふうに物事を対立してとらえることで、そこからさまざまな衝突や摩擦が生まれて来るなんてこと、振り返ってみればよくありますね。 仏教ではすべての存在や出来事を、「お互いに相依り相助けて成る」因縁の不思議を説きます。すなわち我と他、これとあれではなく、何もかも皆それぞれの縁によって、またその縁にしたがいながら成り立っているというんです。確かに、俺は俺、お前はお前という勝手気ままなスタンスでは喧嘩になるだけです。お互いに思いやり相互関係を重視したら円滑にまわる世の中に成っていくこと間違いなし。そうすれば、世界各地における戦争も無くなっていくかもしれません。
 まずは身近なところから・・・家庭において会社において、人間関係や組織のあり方など、見直していきたいものです。

固定リンク | 2015年09月10日【19】

運命とは

『これって運命?』 何事も生まれる前から決まっているという考え方を運命論といいます。しかし、仏教経典には「運命」という言葉は出てきません。
なぜなら仏教の根本原理では【因縁果】といって、物事のすべては因(いん)と縁(えん)によって決まっていくと考えます。すなわち生き方次第で結果が変わっていくというのです。
 人生には山あり谷あり、良い時もあればそうでない時もある。物事は最初から決まってなんかいないのです。何事も「縁」をいただきその状況を素直に受け止める生き方がしたいものです。

固定リンク | 2015年03月16日【18】

ここが正念場!

ただ今マラソンや駅伝の季節。毎週のように土日いずれかにテレビ中継があります。
実況中継をしているアナウンサーの言葉を聞いていると、必ずと言っていいほど『さあ、○○選手ここが正念場です』とコメントします。昨年は東京オリンピック2020年開催が決定しましたが、あの時も『オリンピック招致委員会はここが正念場だ』等とよく耳にしました。
歌舞伎でも主人公がその役の本領を発揮する最も重要な場面をさします。「性根場」ともいわれて、演ずる人がもっとも心を込め念を入れて演ずべき場面をこう呼ぶようになったそうです。

この言葉ももともとは仏教語! 
本来 正念とはお釈迦さまが説かれた仏教の実践方法である「八正道」の一つで、正念とは正しい専念集中の意味で、邪念や雑念を離れて仏を念ずることをいいます。親鸞聖人がお書きになった【末燈鈔(まっとうしょう)】の中には「正念といふは本弘誓願に信楽定まるをいふなり」とあります。すなわち、本願を疑いなく信ずる心が定まったことを正念といっています。

固定リンク | 2014年01月17日【17】

「いただきます」と「ごちそうさま」はおかげさま

浄土真宗本願寺派では食事の際に合掌して「食前のことば」と「食後のことば」を申すことを奨励しております。この「食事のことば」は昔からあり、時代に応じて少し変化したりしておりますが、数年前に「ことば」が新しく制定され、このたび本願寺派総合研究所にて普及用チラシとポストカードが制作されましたので紹介します。

【食前のことば】
多くのいのちと、みなさまの おかげにより、
このごちそうを めぐまれました。
深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。


【食前のことば】の解説
わたしたちは、食べ物をいただくことで、毎日を過ごしています。この食事には多くのいのちをいただいています。またこの食事が私の口に届くまでには、多くの方のご苦労がありました。阿弥陀さまは、わたしたちが、多くのいのちと、みなさまのおかげによって、初めて生きることができているのだと、明らかにしてくださいました。このご恩を、お食事を大切にいただきましょう。

【食後のことば】
尊いおめぐみを おいしくいただき、
ますます 御恩報謝に つとめます。
おかげで ごちそうさまでした。


【食後のことば】の解説
お食事をいただいたわたしたちは、尊いおめぐみをいただきました。多くのいのちと食事を用意してくださった方々のご苦労を思い、そのおかげでいのちをいただいています。いまここにいのちあるわたしを、必ず救うと願い、支えてくださっているのが阿弥陀さまです。このご恩を思い、阿弥陀さまの願いに応えようと、精一杯に生きていきましょう。


「いただきます」と「ごちそうさま」は まさしくおかげさま
ご家庭でも外食でも、家族みんなで手を合わせ「ありがとう」の気持ちを抱いて食事をいただきましょう。

固定リンク | 2013年04月05日【16】

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